どうも、グリース大好き美容師よしだです。
クールグリースシリーズの中で”セット力指数★10”と最もセット力が高い『CONCRETEコンクリート』
とにかくセット力最強なグリースが欲しい!と思ってる人が気になるグリースなんじゃないかなと思います。
先にコンクリートの感想を簡単にまとめておくと、
- セット力は高い
- マットではなく多少ツヤがある
- クシは通る
- コンクリートといってもガッチリ固まる訳ではない
- グリースというかクレイワックス
- 油性だからなかなかシャンプーで落ちない
確かにセット力は高めだけどガッチガチに固まるわけではないです。
しかも伸びが悪くて扱いにくい。
水性ポマード好きな私からするとちょっと使いづらさを感じてしまうスタイリング剤です。
特に洗い流す時の感じが・・・
ただこういったクレイタイプのワックスは昔からコアな愛用者も多いんですよね。
そんな『クールグリース コンクリート』の口コミや実際に使ってスタイリングしてみた感想やメリット&デメリット、使い方のポイントなどをまとめていきます。
クールグリース コンクリートの特徴&デザイン
クールグリースと言えば「クールグリースG」や「クックグリース」が有名なのでその延長でもっとセット力があるのはないかな?
という感じでこのコンクリートにたどりつくと思うんですが『クールグリース コンクリート』は油性なのでそこだけ注意が必要ですね。
クックグリースXXXはかなりホールド力があるけど水性なのでお湯だけでもスーっと流れていきますからね。
そういった意味でもこのコンクリートは全く別物と思ったほうがいいでしょう。
グリースという名のクレイワックスです。
以前には75gのサイズもあったんですが今はこの30gのサイズのみの販売。
30gは結構小さいです。
でもクレイ系は基本少量使いなので割と長持ちしますよ。
黒に灰色で「コンクリート」いかにもカチカチに固まりそうな印象のデザインです。
簡単に『クールグリース コンクリート』の基本スペックをまとめておきます。
価格 | 30g / 600円(税抜) |
---|---|
ツヤ感 | ほんのり |
ホールド力 | 強い |
香り | 無恋雨量*油の臭いあり |
タイプ | 油性*クレイタイプで流しづらい |
ちなみに全成分はこちら。
ワセリン、ベントナイト、ミネラルオイル、水、ステアレス-6、ミツロウ、マイクロクリスタリンワックス、フェノキシエタノール、BG、セレシン、ラウレス-5、ラウレス-4
クールグリース コンクリートを実際に使ってみた感想
クレイ(粘土)系ワックスだから伸びは悪い
グリースと言っても、ワセリンとベントナイト(粘土)が配合されているクレイワックスです。
コンクリートというとテクスチャーもカチカチなんじゃないかと想像すると思うんですが案外柔らかめ。
ただ手のひらで伸ばそうと思ってもネチャっとしていてなかなか伸びないですね。
髪に馴染ませる時は少量づついかないと部分的にベタっとするから注意が必要です。
無香料だけどちょっと脂臭い
香りは無香料なんですが脂っぽい香りがします。
香料が配合されていないから天然の脂の匂いがするって感じ。
気になる人はこの脂っぽい匂いが気になるかもしれませんね。
セット力とツヤ感
ホールド力は結構あります。
私のような細毛&軟毛でも1日中ボリュームをキープする事が可能です。
でも結構重さがあるのであまり根元からつけちゃうと午後にはペタっとしてきますね。
「コンクリート」というネーミングなのでツヤなしのマットだと思っちゃう人が多いと思うんですがほんのりとしたツヤのあるタイプです。
クックグリースXXXのツヤが控えめな感じですね。
デメリット
『クールグリース コンクリート』は油性なので洗い流すのは大変です。
わりと洗浄力の高いシャンプーで3回洗ってもまだ少し残ってるような感じがします。
スタイリングあいた後に手を洗うのも大変で時間がかかります。
やっぱり個人的に油性のスタイリング剤は苦手ですね。
その他にも
- 伸びが悪いから馴染ませづらい
- 若干脂っぽい臭いがする
- つけすぎると重さでペタっとしてくる
- 手についたワックスもなかなか落ちない
こういった点はちょっと気になりますね。
でも油性のスタイリング剤が流しづらさは仕方がないですね。
水性ポマードの快適さに慣れている人は使わないほうがいいでしょう。
クールグリースコンクリートの特徴
『クールグリース コンクリート』の特徴をまとめると
- セット力は高めだけどカチカチに固まるわけではない
- ツヤ無しではなくてほんのりツヤ感がある
- 伸びが悪いので馴染ませにくい
- クシ通りは悪いけど一応通る
- 無香料だけど少し脂の匂いがする
- つけすぎると重さでペタっとしてくる
- 油性だからなかなかシャンプーでも落ちない
- 手についたスタイリング剤もなかなか落ちない
- 値段は安い
こんな感じです。
毛流れを出す七三やポンパドールもできない事はないけどクシが引っかかって少し痛いです。
どちらかと言うと毛流れを出すよりもボリュームを抑えながら毛束感を出したり、パーマをクシュっとルーズに仕上げる時に使うワックスですね。
クールグリース コンクリートの口コミ&評価
評価:
セット力は強力です。固いのでドライヤーで温めたり、水でのばして使ってます。艶がないのは仕方ないですがクックグリースと併用したりしてます。
引用:楽天レビュー
評価:
コンクリートということで、グリース独特のテカリはかなり抑えられてます。
セット力もいいです。
ただし、整髪量を落とすのがかなり大変です。
シャンプーも基本2回は必要です。
テカリを抑えて、ハード系なら違うのを選択したほうがいいかと引用:Amazonレビュー
評価:
正直これでマット??これでセット力が強い??
と感じてしまうワックスでした。
ノビも悪いし少量でも油分多すぎてギトギトしますし重さで前髪が落ちてきてしまいます。
シャンプーでの落ちも悪いです。引用:Amazonレビュー
やっぱりシャンプーでの落ちの悪さはみんな気になるでしょうね。
もともとクレイ系のマットワックスを使っている人は慣れているかもしれないけど、水性ポマードからこれに切り替えるとかなりストレスを感じる事になると思います。
まとめ:膨らみを抑えたりクシャっとした束感作りには使えるクレイワックス
『クールグリース コンクリート』のレビューはこれで終わりです。
- 毛束感を出したショートヘア
- サイドやハチの膨らみをしっかり抑えたい
- パーマケアをグリっとさせたい
- 細毛&軟毛をクシャッとさせてボリュームを出したい
- 少しツヤのあるクレイ系のワックスを探している
こういった方にはアリなワックスだと思います。
クレイタイプのコンクリートと言う事なので”油分のないマットな仕上がり”をイメージして購入する人が多いんじゃないかと思います。
での実際には多少ツヤ感もあって一般的なマットワックスよりも油分はむしろ強めです。
とにかく洗い流すのが大変なのでこれを使うならワックスを落とす専用に洗浄力強めなクレンジング系のシャンプーも用意しほうがいいですね。
▼ワックス落としの定番シャンプーはコレ
▼マット系の仕上がりを求めているなら個人的には『水性のクレイポマード』を使ってみて欲しいですね。
ブロッシュのクレイポマードは香りも控えめだしマットでセット力も高いけど水性だから簡単にシャンプーで落とせるのでおすすめですよ。
クールグリース コンクリートを使うなら単体で使うよりもクックグリースと混ぜてツヤ感を調整するような使い方がいいと思います。
以上、グリース大好き美容師よしだでした。
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